放射能とは

放射性物質は、放射線(アルファ線・ベータ線などの粒子線、ガンマ線・エックス線などの電磁波)を放出します。
放射線にさらされることにより、被ばくします。
福島原発事故により、いろいろな放射性物質がばらまかれました。
放射性物質の放射能の強さは時間と共に減少していきますが、種類によって減少する時間が違います。
ヨウ素131は8日で半分になり、セシウム134は2年で半分、セシウム137は30年で半分になります。
事故当初は、ヨウ素131がありましたが、現在残っているのは、セシウムです。
セシウムは、ガンマー線を放出します。
ガンマー線などの放射線は健康被害をおよぼす危険性があります
外部被ばくとは

外部被曝とは、人体の外部から放射線被曝することです。
内部被ばくとは

内部被曝とは、呼吸や飲食により放射性物質を体内に取り込んだ結果生じる放射線被曝のことです。
国際放射線防護委員会は外部被ばくと内部被ばくは同等としていますが、欧州放射線リスク委員会では内部被ばくは外部被ばくの10倍の危険度としています。
ベクレルとシーベルト

ベクレルは主に食品や水・土壌の中に含まれる放射能の総量を表す場合に「1キログラムあたり500ベクレル」の様な形で使います。また、シーベルトとは、外部被曝や内部被曝で実際に人体が影響を受ける線量を表す単位で、「1時間あたり1ミリシーベルト」の様な形で用います。
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