目次 1.講演会 2.勉強会 3.空間線量計測 4.署名活動
福島第1原発事故以後、私たちが住む地域は高い放射線量に晒され続け、被曝量は日毎に積み重ねられています。特に子どもたちは放射線の影響を受けやすい事が指摘されており、子を持つ親は一刻も早い除染を痛切に願っています。 「年間の被ばく放射線量1ミリシーベルト以上の除染は国が責任を持つ」と、政府は昨年秋に明言しました。年間1ミリシーベルトは、守ることが法律で定められた基準であり、責任を持つことは当然のことです。然しながら事故後1年を経た現在に至るも何らの責任が果たされていません。 さらには、年間1ミリシーベルト以上20ミリシーベルト未満の地域を低線量地域と高線量地域に区別し、低線量地域の除染について国はほとんどまったく費用負担しない趣旨の方針が環境省より最近になって示されています。 私たち年間追加被ばく線量1ミリシーベルト以上の地域住民は、当初の約束通りに「国の費用負担」で一刻も早い除染を真剣に進めていただき、子どもたちを安心して育てられる状況に戻していただくよう、そしてまた農林畜産・観光・商工業等の生活基盤を常態に戻せるよう強く要望致します。