目次
(1)子ども健康手帳
(2)外部被ばくについて
(3)内部被ばくについて
(4)除染について

子ども健康手帳

放射能への対処は長期間になります。
子ども健康手帳をご活用下さい。
子ども健康手帳をご希望の方は、連絡下さい。
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外部被ばく

那須町、那須塩原市共、モニタリングポストの空間線量は0.45μSv/h以下に
下っています。
那須塩原市317か所の平均では、0.20μSv/h(アスファルト、50cm高さ)に
なっています。
しかし、同じ317か所の草地では、平均0.33μSv/hあります。
実際の空間線量はモニタリングポストの1.5~2倍あり、まだ安全と言えるレベルではありません。
外部被ばく防止には、除染が不可欠です。
除染の終わっていない地べたでの土遊びは避けるようにした方がよいでしょう。

内部被ばく

今のところ食品の放射能は、山菜、キノコ類を除けば、低いレベルにあります。
内部被ばくは、食品と食品と同程度の被ばくが想定される口から吸う土埃からの被ばくです。
砦の測定によると栃木県北部の地表面は、10,000Bq/kg程度に高濃度汚染されています。
土埃による内部被ばくは、平均2Bq/kgの食事をとるのと同じ内部被ばく量になります。
(下の計算をご覧ください)
風の強い日などは、外出を避けるか、マスクをした方がよいでしょう。

内部被ばく量の計算
(1)食品
計算条件
食品中のCs量 :2Bq/kg
食品摂取量 :1kg/日
実効線量計数 :13x10⁻⁶
預託実効線量(人への健康影響を示す内部被ばく量。単位ミリシーベルト)
2Bq/kgx1kg/dx365d/yx13x10⁻⁶ =0.0094mSv/y

(2)土埃
計算条件
土埃のCs量 :10,000Bq/kg
土埃の吸い込み量 :0.000025kg/h
吸い込み時間 :3h/日
実効線量計数 :39x10⁻⁶
預託実効線量(人への健康影響を示す内部被ばく量。単位ミリシーベルト)
10,000Bq/kgx0.000025kg/hx3h/dx365d/yx39x10⁻⁶ =0.0107mSv/y
 
除染

2月8日、15日に大雪が降りました。
雪が地面からの放射線を遮蔽し、空間線量は大幅に下がりました。
那須町庁舎では、0.14μSv/hから0.06μSv/hに下りました。
雪の遮蔽でわかるように、地面からの放射線を防ぐ必要があります。
このためには表土を取る除染が必要です。
表土除去は国の除染メニュウに含まれていないため除染にかかる費用が心配です
が、「原子力損害賠償紛争解決センター」に請求すれば、東電と交渉し個人負担分
の費用を取り戻してくれます。
会員の方で既に何件か解決済ですので、除染を希望される方はお問い合わせくだ
さい。

     
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